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なくなくも

なくなくもしたひてぞみる亡き人の面影ばかりありあけの月
                           近衛基平

泣きながら、慕い見上げる亡き彼女の面影がある有明の月を。


出張中のクルマのなか。
カー・ラジオから流れたあの曲たち。
CDすら持っていなかったけど、
いつも気付けば朝の澄んだ青空のような歌声が近くにあった。
そしてその歌声に深呼吸をさせてもらっていた。

事故だったんだろうか、
闘病に疲れたのだろうか、
いずれにせよ、もう新しい彼女の声は聞こえない。

せめて、冥福を祈りたい。
ありがとう、お疲れ様でした。
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by curtis_01 | 2007-05-28 23:48 | 徒然草

準備

精神的に自立。

『同士』ムメイさんのブログに以前書かれていたものを読んでいてから
ずーっと考えていたこと。

仕事、自転車に、持っている時間を注ぎ込みたい。
そしてひとりになることで、精神的に確固とした自分を取り戻したい。

自己完結。
そのための準備開始。
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by curtis_01 | 2007-05-24 00:56 | 徒然草

新緑と風のなかで

やっぱり週末は自転車。
距離は短くてもいい。とにかく乗って1kmでも前に進みたい。
とはいっても、この暴風・・・・。

まあ、この現の世にあっては、追い風だけというのはありえない。
風に向かって進まなきゃいけないことのほうが多いもの。
というわけで、向かい風の中に自転車を進める。
だけど神様の言ったように、答えが風に吹かれてあるはずも無く、
もっと前に進まなきゃいけないのかと悩んだり。

いつものアップダウンの多いコースは新緑の中。
時折、野生の藤の花が彼方此方に咲いている。
公園の藤棚と違って、
いつもは木々の間に隠れて存在すらわからないのに・・・。
風の辛さを忘れるために、そんなことを考えながら稚拙な歌をひとつ。


ひそやかに咲いて現る藤の花 秘めた想いあふれる如くに
                           Curtis
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by curtis_01 | 2007-05-20 20:36 | 自転車

タイムマシンにお願い。

つひに身のけぶりとならん果てやなほ花にたちそふ霞ならまし
                                元政

  終にこの身が煙になる果てにも、
      なお、桜に立ち添う霞でありたい・・・


“タイムマシンに乗れたら、いつ頃に戻りたい?”
そんな問いに答えるなら、“10代の頃”。

あの頃の自分に、今知っていることを教えてあげたい。

自信も無く、全てに臆病で、訳も無く苛立っている…
そう、震えながら周りを睨み、唸っている野良犬のようだった自分に。

全てを。
病のことも。
そして、ひとりで生きてきたかった。
死ぬまで。
そんなやり直しをしたい。

“それでも人を愛することはあるんじゃない?”
そんな問いが、また心の中から聞こえる。
“それは当たり前。”

人を求めずにいられないこともあるだろう。
明け方、山桜に寄り添う霞のように・・・。

でも、ひとりで生きていたい・・・。
これが本当の僕の願い。
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by curtis_01 | 2007-05-15 22:52 | 徒然草

reset.

開け放した窓からは青い空。
波のような白い雲がゆっくり流れていく。
蜂がかすかな羽音とともに飛び交っている。
庭のつつじが鮮やかな柑子色の花を風に揺らせている。
手元のRollei35TEを彼方此方に向け、
カメラの露出と自分の中の露出を比べて遊んでいる。

昨日、Cross-Checkで仙台まで遊びに行って
疲れた身体を癒すのに最高の日だ。

その昨日は、いつものように二輪工房 佐藤にお邪魔して、Cross-Checkのチェック。
たつお店長からは、ギアチェンジの際の「抜き足」の注意。
ちゃんと乗れるようにならなきゃね。
それよりも、天井からぶら下がっているパープルのフレームに目を奪われる。
“SURLY”の文字が入っているけど、こんな色のモデルは記憶に無い。
「俺のロード見ます?」の嬉々とした声でたつお店長がそれを下ろす。
「ペーサーをステップワゴンのパープルに塗っちゃった。」
鮮やかなパープル。そしてゴールドとブラックのパーツがイメージを引き締める。
格好良い!
「乗ってきていいよ。」とのことでちょい乗り。
グッと入れた力を一旦溜めてパンッと前に出す感じ。気持ちいいバイクだ。
そのあと、鮮やかなレモンライムパールの“SURLY 1×1”の
お客さんもいらして、しばし、自転車談義に花が咲く。
これだけのために仙台に走って行ってよかった。
平日の疲れがスーッと消えていく。

それにしてもツーリング自体は辛かった。
両足のふくらはぎをつるし、最後はボロボロだった。
毎日睡眠時間5時間で全然自転車乗れていなかったのに、
いきなり100kmOverはキツイ。

でも、それでも、それだからこそ自分をリセットしたかった。
何があっても自分自身。
楽しみも辛くても自分。
これで、また頑張る気持ちになった。

c0076652_20595361.jpgThank you, my Cross-Check !
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by curtis_01 | 2007-05-13 20:53 | 自転車

杜の都にて。

花ちらす昔はむかし今はいましたしくなりぬ木々の下風
                           正広

花を散らした風を恨んでいた昔は昔。今は今。
親しくなってしまったよ、新緑の木々の下を通る風と…。


用事があって、会社のビルを出ると爽やかな風。
日差しを受けて、木々の若い葉は淡いけれど明るいグリーンに輝いている。
この季節が仙台の一番美しい季節だと毎年思う。

『杜の都 仙台』の杜とは、神社、お寺の境内の木々、鎮守の杜のこと。
そう言われるほど、木々の多い街だ。

このまま青葉通や定禅寺通の街路樹の木漏れ日の下を散歩でもしたいな。
なんて、今の仕事じゃあ出来る訳が無いけどね…。
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by curtis_01 | 2007-05-09 00:22 | 徒然草

Rock to the mind. "2"

今日も天気がイイ!
本当に久しぶりにM2 1001の洗車。
ゴメンなぁ・・・。本当に乗らなくなって。

そんな詫びを入れながらも、
いつもの1周1時間コースを走ろうと
SURLY Cross-Checkで走りに出た。

このコースは交通量が少なく、まあまあ路面もいいので
時にはのんびりと、時には一生懸命に時間があれば走っている。

クルマを洗っているときから思っていたが、日差しが強い。
気温はやや高いけど、走っていて当たる風が気持ちいいくらい。

ちなみにどんな格好で自転車に乗っているかというと
ブラウンのTシャツに七部丈のパンツ。
大好きなレイバンのサングラスとメッシュのブラックのキャップ。
スポーツで自転車に乗っているというより
いかにもつい最近自転車に乗りましたという若ぶってるオヤジだ・・・。

自転車乗りにはありがたいけど、
ムダに広い道がクロスしている十字路で
左から黄色いヘルメットとサイクリングジャージを纏った
ロードバイクが速いスピードで走ってきてるのが見えた。
“もしかして同じコースかな?”
この道を走っていると、同い歳くらいの
ビアンキ乗りやジオス乗りにも高い確率で遭遇する。

差は500mぐらい・・・でもあのスピードでは掴まるだろうと思いながらも
後ろは見ずにペダルの回転数を上げる。

息が上がる。
汗が吹き出る。

緩い上り傾斜のところで、タイヤが路面を蹴る小さな音が後ろから聞こえてきた。
追い越しにかかって来た気配とともに

「こんにちわ!」よく響く声。

「こんにちわ!」こっちは息も絶え絶えで挨拶だ。
並んだ彼を見ると小柄な少年。

「あれ、S君?」

「はい、そうですけど・・・。」彼は訝しそうに答える。

「前に海であったCurtisです・・・」

「ああ!どうも!」と高校1年の彼は白い歯を見せる。

「あ、行って、行って。頑張ってね。」

「はい!じゃあ!」

と、より一層のスピードアップ。
付いて行こうなんて、とても思えない脚の回転数。

こっちも頑張っているけど見る間に離れていく。
やっと坂を越えたら、彼はもう、次の坂へ上りだすところ。
ふたつめの坂を越えたら彼の姿は見え無くなっていた。

5つ目の坂を下りて、信号を左に曲がり、
また坂を上りきったところのスペースにマイクロバスが止まっていた。
その前にアスファルトの地面に座って休んでいるロードの選手達。
“高校の自転車部の練習だったんだな。”

その中に彼がいた。
俺に気付き、笑顔で頭を下げてくる。
こっちも頭を下げ、笑顔を返す。

“もっともっと走りこもうっと。”
ますます自転車に乗ることが楽しくなってきた。
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by curtis_01 | 2007-05-04 21:05 | 自転車

good day to・・・・

Today is a very good day to die.
Every living thing is a in harmony with me.
Every voice sings a chorus within me.
All beauty has come to rest in my eyes.
All bad thoughts have departed from me.
Today is a very good day to die.
My land is peaceful around me.
My fields have been turned for the last time.
My house is filled with laughter.
My children have come home.
Yes, today is a very good day to die.
             ―by Nancy Wood

ミスティ・ブルーのカーペットの上には、
アルファ・ロメオ155V6Tiが表紙になっているクルマ雑誌と同じクルマのミニチュアカー、
かわいいモデルがにっこり笑っている自転車雑誌、
自分の中の『旅』をメインにしている雑誌、
アナログカメラのローライ35TE、
何冊かの単行本。

座って寄りかかっている本棚と周りの本棚には
雑誌、文庫本、単行本、漫画が合わせて何百冊があふれんばかり。

久しぶりに何もしていない休日。
缶ビールを片手に青空の中の雲を眺める。

うん、今日は生きるのにとてもいい日だ・・・。
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by curtis_01 | 2007-05-03 21:40 | 徒然草