カテゴリ:自転車( 532 )

そして海へ。

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髪を切って、支払いをしながら、ふと思いついた。

「マスター、此処から海ってどれくらい?」

「うーん、2~30kmぐらいかな?なんで?」

「海に行ってないなぁ、って思ってねぇ。行こうかなぁって」

「ええ?!今から?自転車で?
 ・・・・此処までだってCurtisさんちから同じくらいあるよね?」

「うん。曇っているし、日に焼けないからいいかなぁって」

「・・・マジ?」

「・・・マジ。」


床屋を出て、暫らく走って海へ注ぐ河の堤防に上がる。
このまま進めば当然海に行ける筈だ。
髪を切る間の小1時間で、かなり体力は戻っている。

ただ、33rpmは、近場の放置された自然公園と
友人の廃業した牧場の草地を走って遊ぶため、
フロントのアウターギアを外している。
当然、重いギアが無い分、スピードも出ず、ツーリング向きじゃ無い。
ただひたすら、ペダルを廻して遅々として進むだけだ。

それでも、いつも乗っているM2 1001に比べて、
目線の位置が高い景色、ゆっくりとした時速20km程度のスピードは、
今まで気付かなかった新しい世界を教えてくれる。

河の岸に、水鳥達が佇んでいる。
甲高い、明るい鳴き声が静かな辺りに響く。
トンボがゆっくりと風の中をスウィングしている。
ペダルを漕ぎながら、ハンドルから手を離し、
バックパックからミネラルウォーターのボトルを取り、一口飲む。
手放し運転も、随分身についた。

それにしても、自転車は独りということをリアルに感じる。
ペダルを漕ぐこと以外、やることが無いのでいろいろ考えてしまう。
頭の中は賑やかなのに、全て自分ひとりの声だ。
生活、仕事に流されている日常では、考えられないことだ。

何でこんなことしてるのか、疑問が頭の中の70%を占め、
膝や、背中が主人の馬鹿さ加減を訴え始めたとき、
海に注ぐ河口が見えた。

もう一息!だらけていた脚に込める力がまた湧く。

コンクリートの防波堤を33rpmを担いで駆け上がる。
そこにはグレーの空と砂浜が、何時も此処に居たよって風情で広がっている。
防波堤に座り、海を眺める。

風は海風。
波が、盛り上がった瞬間、早く崩れている。
白い波頭が左右に広がっていく。
若いカップル波打ち際を歩いていく。
子供達が、膝まで海に入って遊んでいる。
厭きもせず繰り返される単調なリズム。
それが、とても心地良い。


どれくらい、そうしていただろうか?
本当に自分が空っぽになった気がして、ふっと口元が緩む。
来て良かった。


帰りに50kmの道程が待っていようとも。
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by curtis_01 | 2006-07-08 19:54 | 自転車

床屋に行こう!

昨日の梅雨の晴れ間とはうって変わり、曇天・・・。
まあ、雨降ってないだけいいけど。

天気予報でも、本日は一日曇り。

雨が降らないなら、
愛車“UN AUTHORIZED 33rpm”に乗るっきゃない!

それにしても、このMTB、ブラウン色化が進んでいるなぁ・・・。
フロントサスもROCK SHOXのREVELATIONのブラウンだし。
この前は、UN AUTHORIZED のブラウンのグリップに換えたし。

さて、床屋に行こう!!


20㎞も離れているけど・・。c0076652_18332343.jpg
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by curtis_01 | 2006-07-08 08:53 | 自転車