“I'm here.”

「久しぶりね。」

「そういえばそうだね。」
軽く笑いながら答える。

居酒屋。
それぞれの杯を掲げて乾杯したあと。

「でも、おもしろいよね。」
「なに?」
「うん、なんかさ。あなたって、半ノラみたい。」
「え?なにそれ。」
「半分野良猫。
 飼い猫だと思っているのに、いつもどこに行っているかわからない。
 なのに、気づくと隣にちゃっかりいたりして。」
くすくす笑いながら君は言う。

「そうかなぁ・・・。」
「うん、絶対そう。」

そこに流れてきた曲。
女性ボーカルに被せてハスキーな男性のラップ。

「でもね。この曲のように、私はここにいるよ。ずっと。」

“言いたいこと解るでしょ?”
そう言うように、微笑んだ君。


男が女に敵わない瞬間・・・。
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by curtis_01 | 2008-03-11 20:47 | 徒然草
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