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1995/02/11

どれくらい歩いたんだろ・・・。

すれ違う人の群れ。
うしろに去っていく景色。

気付くと目の前に階段。
仙台の駅前にある広い広場のような立体歩道橋への階段だった。
そのまま階段へ踏み出した一歩。
・・・身体が重い。

あれ?
なんで、何にも色見えねーんだろ・・・。
ま、いいか。
そんなのは些細なこと。
だからといって考えたいようなことは、何もない。
何の感情も湧かないし、メンドクサイ。

ベンチに腰をかける。
深いため息がでる。
別れはいつでも自分を失わさせる。
そして、自分に唯一見える色は・・・。

上を見上げる。

そこには青い色。
空だけが色を見せる。
by curtis_01 | 2008-02-16 18:55 | 徒然草
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