夏の午後。

AM07:00
メットを被り、サングラスを掛け、SURLY のCross-Checkに跨った。
回転数を上げられるように気をつけながら程々のペースで走りだす。

3時間後、部屋に着いた時には、汗が体中から噴き出していた。
そうやって平日の溜まった自分の嫌な感情を出しきるのが
此処のところの休日の午前中の過ごし方だ。

冷たいシャワーで、気持ちと身体をクールダウンさせた。
空調の効いた部屋の床に座り脚を伸ばす。
Cross-Checkを眺めていると、
今度はスポーツじゃなく、ただ街を流したくなってきた。

ブラックのキャップ。サングラス。グリーンのメッセンジャーバック。
その格好で走り出す。
信号が多いだけにストップ・アンド・ゴーが多い。
それだけに思いっきり脚を回し、クルマの流れについて行ける。
路駐のクルマをパスするときには、後続のクルマへ手を上げて
隣車線へ入れてもらう。

街中を走るには、自分が行きたい方向を周りに示すのは
気持ち良く走るための必要最低限の術だ。
何故か、それは人生にも繋がる気がするが。

腹が減って、バーガーショップに寄る。
勾当台公園の木陰のベンチで食べようと思っていたんでテイク・アウトする。

公園に着くと、野外ステージからアコースティックギターの音が聞こえた。
行ってみると、いくつかのアマチュアバンドがライブを演っていた。
客席になる扇状に広がる木のベンチはバンドの知り合いのような20代の客や、
散歩に来て音楽が聞こえたから寄ってみたというような親子連れや、
年配のご夫婦が座っている。

空いているベンチの脇の木にCross-Checkを持たれかけ座る。
木漏れ日がベンチへユニークな模様を落とす。
ちょっと強い風が吹いていて、汗が引いていく。
蝉時雨とともに流れるアコースティックギターの音をバックに
バーガーに喰らいつく。
食べ終わるとちょうどバンドの入れ替えとなった。

次のバンドは昔の曲のコピーがメインらしい。
“Lovin' You.”を聴きながら、ベンチに脚を伸ばす。
気持ちの入った歌が耳に心地良い。
こんな時にとりとめも無く、
いろいろな悩みが頭を過ぎるのはどうしてだろう?

男性にヴォーカルが代わって、曲はボブ・ディランになった。
答えは風に吹かれているらしい。
苦笑いしながら、答えが見つかるまで
このまま風の中にいようと思った。
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by curtis_01 | 2007-08-14 21:06 | 自転車
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