タイムマシンにお願い。

つひに身のけぶりとならん果てやなほ花にたちそふ霞ならまし
                                元政

  終にこの身が煙になる果てにも、
      なお、桜に立ち添う霞でありたい・・・


“タイムマシンに乗れたら、いつ頃に戻りたい?”
そんな問いに答えるなら、“10代の頃”。

あの頃の自分に、今知っていることを教えてあげたい。

自信も無く、全てに臆病で、訳も無く苛立っている…
そう、震えながら周りを睨み、唸っている野良犬のようだった自分に。

全てを。
病のことも。
そして、ひとりで生きてきたかった。
死ぬまで。
そんなやり直しをしたい。

“それでも人を愛することはあるんじゃない?”
そんな問いが、また心の中から聞こえる。
“それは当たり前。”

人を求めずにいられないこともあるだろう。
明け方、山桜に寄り添う霞のように・・・。

でも、ひとりで生きていたい・・・。
これが本当の僕の願い。
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by curtis_01 | 2007-05-15 22:52 | 徒然草
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