わが身ひとつは

月やあらぬ春や昔の春ならぬわが身ひとつはもとの身にして
                        在原業平

月は昔と同じではない、春は昔の春ではない、
我が身だけが昔から変わらないままであるけれど


家に着いてガレージのシャッターを開け、ライトのスイッチを入れる。
闇から一転。
Cross-Check、33rpm、モンキー、BMX。
棚に飾られたミニチュアカーたち。
そして、今は亡き親友の写真。

いくら愛していても、妻とも息子とも顔を合わせず、
静かに過ごしたい時がある。

この恋歌。
“月さえも、春さえも昔と変わったように思えるのに、
あなたがそばにいない私だけが時間が止まったようだ。”
そういう想いをしたことも遥か昔。

今は暫く、ここで時間が止まってほしいだけ・・・。
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by curtis_01 | 2007-03-14 21:15 | 徒然草
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