「ほっ」と。キャンペーン

花の色は

花の色は雪にまじりてみえずとも香をだににほへ人のしるべく
                               小野篁

  白梅よ、
    お前の花の色が雪に混じって見えずとも、
      かおりだけでも匂わせなさい。
       人が咲いていることに気付くように。


梅の花が咲いたと、彼方此方から便りが届くのに
雪がひとしきり舞っている。

こんな宵に思うのは、
あの時、貴女に
はっきり僕だけに気付いて欲しい、
僕の想いだけを受け取って欲しいと、
そう願っていたこと。

でも、密やかに隠さねばならない想いでした。
そう、雪にかき消される白梅のように。
[PR]
by curtis_01 | 2007-03-06 21:32 | 徒然草
<< 煩悩の塊 ながらへば >>