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かたわれ月

木の間もるかたわれ月のほのかにもたれか我が身をおもひいづべき
                                     行尊
   木の間からもれてくる半月の光のように、
     ほのかに誰かが私を思い出してくれるだろうか。


会社帰り。
足元の薄い影に気がついて見上げると、真上にはかたわれ月。
天空をちょうど二つに分け隔てるように輝いているそれを、
白い息が滲ませる。

当たり前すぎて、そこに月が在るってことを
大方の人間が気付かないように、
誰もが、僕に気付いていないだろう。
この月明かりのように、あまりにも自分の存在が希薄に思えてくる。

自分が刺激で目覚めるように、
自分がリアルに感じられるように、
ディストーションがかかったハードなギターが聴きたい・・・。

そんな夜。
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by curtis_01 | 2007-01-26 22:32 | 徒然草
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