蔵王ヒルクライム参戦記

「本当に、こんなとこ上るの?」

昨日、ホテルにチェックインする前に
クルマで蔵王の頂上まで下見。
助手席の彼女はさっきから同じセリフをリピート。

頂上までは雪の壁。
耳が痛くなるくらい寒い。
取りあえず、刈田嶽神社に完走の祈願をして降りてくると、
結構試走している人達がいる。

ヒルクライム嫌いの俺にしたら信じられない。
その中の一人が見覚えのあるバイク…同じ自転車チーム
『Cerca Corse』のSHOちゃんが上っていく…。
…20代って羨ましいなぁ。

そして今朝、癌と闘うトライアスリートにして同僚のマサヤンと合流。
奴は癌患者に応援を、闘病を見せ続けた息子に強いパパを見せる為
GWも日本縦断のためマラソンで豊橋から京都まで走ってきた強者。
そのマサヤンを囲むチームOKUYAMAの皆さんと歓談。
スタート時間が近づき、集合場所へ。
それにしても、周りのバイクはほとんどがカーボン。たまにアルミ。
俺と同じクソ重い鉄のフレームなんて、参加者の数パーセントじゃなかろうか…。

スタートは年代別。
初めてのヒルクライムレース。
勝手が解らないだけに、クラスの最後尾に付ける。
交通整理のお巡りさんとバカ話をしている間にスタート。

ふと気付くと、サイクロコンピュータの
速度、距離、ケイデンスが『0』のまま…。
もう、停めて再設定なんて無理。
どれだけ走ったか解らないまま、
とにかく、淡々とペダルを回す。

キツイ、キツイ、キツイ。
でも一緒に走っている頂上までのフルクラス800人近くは
皆同じ思いのはず。
俺だけが辛いわけじゃない。
ふっ。と笑みが浮かぶ。

何人に抜かれて、何人抜いたんだろう?
俺が抜くと、相手が俺のバイクをガン見しているのが解る。
カーボンが鉄に抜かれちゃあねぇ。

周りの景色は新緑のトンネルから、
荒涼とした雪と岩肌へ。
傾斜もキツイのに、風が強い。
ボランティアのスタッフの応援の声。
この寒い中…、本当に力を与えてくれる。

最後の坂をダンシングで駆け上がる。
なんだ、まだ力が残っているじゃん。
GOAL!
ハタケくん、SHOちゃんが声をかけてくれる。
「このバイクで上ったって、敢闘賞ですよ!」
本当に嬉しいね。

走行時間:1h40m06s
40歳代クラス順位:114/260
総合順位:365位
見事に参加者の平均、ど真ん中。
くっそー、目標を6秒overしてしまった。

そして、ハタケくんは20代クラス優勝!
SHOちゃんは1時間26分!
同僚のマサヤンは1時間27分!
凄いね。

皆さん、応援ありがとうございました。
おかげで走りきれました。
そしてスタッフの皆さん、蔵王町の皆様ありがとうございました。
最高に楽しめました。また来年もお願いいたします。c0076652_23191817.jpg
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by curtis_01 | 2010-05-16 17:43 | 自転車
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