サイクリング・ブルース

仙台駅西口のペデストリアンデッキには
冬の陽射しがあふれていた。
ヘッドフォンステレオからはTHE TIMERSの
デイ・ドリーム・ビリーバーが流れている。

周りのベンチに伊坂幸太郎の小説のように
盲導犬付きのカップルが
見当たらないのが残念。
そのままPARCOに入る。
4Fで個展が開かれているんだ。

『忌野清志郎の世界』

会場に入って目に付いた油絵の
ハッキリとした輪郭と
その中の細部にわたる色彩の捉え方に
ココロが捕らえられた。
一番好きだったのは、
『冬の十字架』の自画像。
その憂鬱そうな目があの頃を表している。

そのままスターバックスに入り、
通勤用のバッグに入っている
彼の自転車入門書
『サイクリング・ブルース』を開く。
p30のメッセージを読み返す。

「勝ち負けにこだわって、
 頑張りすぎると息切れする。
 どんな険しい坂道も長い道のりも、
 いつかは着くだろうと
 ゆるい気持ちで走ることが大切だ。
 これは人生にもいえること。

 いくら頑張っても、世間の評価とかは
 そう簡単にはついてこない。
 そんな経験を僕なんかずっとしてきたから、
 そういう価値観にしばられたくない。
 何よりも大事なことは、自己満足。
 自分の走りに納得できれば、それでいい。」

果たして、自分の走りに納得しているかな、俺?
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by curtis_01 | 2009-11-06 20:16 | 自転車
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