「お母さん、反対してくれて有難う。
おかげで辛抱できました。
結婚生活、十七年。洋子。」
『日本一短い「母」への手紙』に掲載されている作品。
この『手紙』を書かれたとき、39歳だったそうです。
今日この作品を書かれた方の葬儀に参列させていただきました。
享年57歳。
最後の時までの一ヶ月前、
旦那さんと一緒に居たいと退院してしばらくの間、家に帰っていたそうです。
娘さんのお別れの言葉で話されたエピソードでは
自分の身体より旦那さんをいつも気遣っていたとか。
愛のカタチや想いの深さなんて、
他人には推し量れない事ばかり。
当事者じゃなきゃ解らないと思う。
でも、きっと幸せだったんでしょう・・・。
心よりご冥福をお祈りします。